例会のお知らせ|矯正歯科の診断・治療法をお探しの方は日本フェイシャルオーソトロピクス研究会まで

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第41回例会報告

2021年6月16日

今回から内容が実践的に刷新されました。
竹本美保先生から「低年齢児におけるOrthotropics の効果」と題して、バイオブロックを用いた乳歯列の側方拡大とMFT の複数の症例発表、カルガリー国際大会の報告がありました。
青森県八戸市の中野錦吾先生から、演題「専門医としてBiobloctherapy を導入した理由と症例閲覧」にて、歯列や顔貌の発達におけるオーラポスチャーや口腔機能全般の重要性が発表されました。
また、慈恵医科大学附属第三病院 精神神経科医師 石山菜奈子先生から、精神疾患とその対応、氏の留学経験にもとづくアメリカの精神科医療やケニヤのHIVカウンセリングといった豊富な話がありました。活発な質疑で充実した時間を会員一同共有できました。
オーソトロピックスでは、低年齢時の矯正歯科処置に際して、筋肉をはじめとする軟組織へのアプローチが、顔と歯列の健全な発達に大切であると考えます。とくにオーラルポスチャーの保全が正常な鼻呼吸や嚥下機能の獲得と並んで強調されています。
これを実現する、あるいはその習得を補助する装置がバイオブロックStage3。
ということで、今回の例会では、バイオブロックStage3の取り扱いを、ハンズオンコースという形で取り入れてみました。
そして…ビールで乾杯!!